血圧が高めの方は毎日複数回計測し、その傾向を管理することが非常に重要で、ウェアラブル端末で意識せずに自動計測できるのは理想です。この開発は世界中で進められていますが実現できておらず、Apple Watchでも搭載予定がありません。
現在確立されている血圧測定法は上腕にカフ(腕帯)を巻き、一旦血流を止めて測定します。こうした専用の血圧計でも、測定中のちょっとした体や腕の位置でかなりの測定誤差があるのですが、一般のスマートウォッチは上腕の圧迫もなしに、単に光学センサーで心拍数をカウントしながら、血流を測定して血圧値を類推しているだけで、その測定値は実用レベルからはとてもかけ離れています。このため現時点の技術ではユーザー様を混乱させるだけなので、本製品への搭載は見合わせています。専門の血圧計をお使いになり、スマホアプリで記録することをオススメします。
上腕式の方が誤差が出にくいですが、測定に手間がかかります。
手首式はより手軽ですが、血流を止めるのが必要なのは同じです。
