はじめに
睡眠状態を測定するスマホアプリは非常に人気があり、たくさんの種類があります。主に加速度センサー(体の動き)やマイク(寝息、いびき、環境音)を利用して、眠りの深さやサイクルを推定するものが主流です。有料のものも多いですが、ベッド上の体動を加速度センサーで検知する方式のため、精度は高くありませんし、スマホを使うので日常的に利用するのに向いてません。ML02は腕から測れるバイタルデータを元にして、睡眠の状態を解析します。「起きている状態」、「浅い眠り」、[深い眠り]、「レム睡眠」と判別して睡眠の状態をグラフで表します。ML02を装着して寝ることで、月額費用もかからずに、睡眠データを測定しアプリに記録します。睡眠データを記録することで、健康増進に役立ちます。
ホーム画面から、睡眠を選択すると詳細データを表示します。

日、30日、6ヶ月、1年のデータ比較を行えます。
睡眠の状態を視覚化することで睡眠データを整理しの質を知る事ができます。
睡眠のサイクルと状態の説明
睡眠は単に意識を失っている状態ではなく、約90分〜120分の周期で「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返す、活動的な状態です。
🔄 睡眠サイクルの流れ
1. 起きている(覚醒状態)
睡眠に入る前や、睡眠サイクルの間に一時的に覚醒している状態です。
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脳波: beta波(ベータ波)や alpha波(アルファ波)が主で、活発に活動している状態です。
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特徴: 完全に意識があり、外界の刺激に即座に反応できます。
2. 浅い眠り(ノンレム睡眠 ステージN1/N2)
ノンレム睡眠(Non-Rapid Eye Movement Sleep:眼球が急速に動かない睡眠)の初期段階にあたります。睡眠全体の約半分を占めます。
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脳波: theta波(シータ波)や睡眠紡錘波(Sleep Spindles)、K複合(K-Complex)が出現し、徐々に活動が低下していきます。
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特徴:
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入眠期(N1): うとうとしている状態で、覚醒しやすい最も浅い眠りです。
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軽睡眠期(N2): 眠りに入った自覚がある状態です。体温や心拍数が低下し、本格的な睡眠への移行準備が進みます。
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3. 深い眠り(ノンレム睡眠 ステージN3/徐波睡眠, SWS)
最も深い眠りの段階で、「徐波睡眠(SWS:Slow-Wave Sleep)」とも呼ばれます。主に睡眠サイクルの初期(最初の1~2周期)に多く出現します。
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脳波: delta波(デルタ波)と呼ばれる遅い大きな波が主体となります。
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特徴:
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最も疲労が回復すると考えられている重要な段階です。
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成長ホルモンが多く分泌され、身体的な修復や組織の再生が行われます。
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記憶の整理・定着にも深く関わっています。
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大声で呼びかけたり体を揺らしたりしても、なかなか目が覚めにくい状態です。
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4. レム睡眠(Rapid Eye Movement Sleep, REM)
「急速眼球運動睡眠」とも呼ばれ、体は休んでいるのに脳は活発に活動している状態です。
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脳波: 覚醒時に近いalpha波や beta波が主に出現します(活動レベルが高い)。
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特徴:
🔄 睡眠サイクルの流れ
通常の睡眠では、「起きている 浅い眠り(N1/N2) 深い眠り(N3) 浅い眠り(N2) レム睡眠」という流れを一晩に4〜5回繰り返します。このサイクルを理解することで、睡眠アプリのグラフが理解できます。

